ハリ・コシのある髪に! 石けんシャンプーで始めるやさしいヘアケア
カテゴリ:健康, 美容石けんシャンプー初心者によくある悩みが髪のきしみやごわつき、べたつき。合成系のシャンプーとは使い心地が違うので戸惑う方も多いようですが、石けんシャンプーは正しく使うことでハリ・コシのある髪へ導き、髪と地肌を健やかに保ちます。初めての方もこれまでに挫折した方も、ポイントをおさえて石けんシャンプーにトライしませんか?
石けんシャンプーの正しい使い方
・ブラッシング
・予洗い
・たっぷりの泡で頭皮をやさしく洗う
・すすぎはしっかり
・石けんシャンプー専用リンスを使う
・やさしくタオルドライ
石けんシャンプーQ&A
・髪のきしみ・ごわつき・べたつきの原因は?
・市販のリンス(コンディショナー)を使ってもいいの?
・パーマや白髪染め、ヘアカラーをしている髪にも使える?
石けんシャンプーの正しい使い方
1.ブラッシング

2.予洗い

3.たっぷりの泡で頭皮をやさしく洗う
シャンプーを適量手に取り泡立てます。泡を髪の毛全体に伸ばし、頭皮を指の腹でまんべんなくマッサージするように洗います。最後に髪の毛の流れを整えるように泡を伸ばして、髪の毛全体を洗います。
髪の毛よりも「頭皮」を意識して洗いましょう。髪の毛はシャンプーの泡が行き渡れば十分に汚れが落ちます。
※髪の長さ・量によって使用量を調整しましょう。
※泡が少ないときはシャンプーを足しましょう。泡が足りないとべたつきの原因になります。
4.すすぎはしっかり

5.石けんシャンプー専用リンスを使う

6.やさしくタオルドライ
髪の傷みやパサつきが気になる場合は、タオルドライ後に髪の毛先に少量の植物性オイル(椿オイルやオリーブオイルなど)をなじませてケアしましょう。
※オイルの量が多い場合や頭皮につけた場合はべたつくことがあるので、少量を髪の毛先になじませるのがポイントです。
石けんシャンプーQ&A
髪のきしみ・ごわつき・べたつきの原因は?

【きしみ・ごわつきの原因と対策】
熱や紫外線、シャンプー剤の成分などで髪の毛が傷んでいるかもしれません。髪に付着していた合成系シャンプーの成分が石けんシャンプーによって洗い流され、髪本来の傷んだ状態が露わになることで、きしみやごわつきを感じることがあります。
※オイルの量が多い場合や頭皮につけた場合はべたつくことがあるので、少量を髪の毛先になじませるのがポイントです。
② 髪の毛のキューティクルが開いて石けんカスが付着している
石けんシャンプーで髪の毛のキューティクルが開き、石けんカスが付着しているときしみやごわつきの原因になります。石けんシャンプー専用リンスを使うことで、石けんカスを取り除き、きしみやごわつきを防ぐことができます。
【べたつきの原因と対策】
石けんシャンプーの量が足りていないと、汚れがよく落ちずにべたつきの原因になります。石けんがしっかり泡立つ量で洗い、洗っている途中で泡が少なくなってきたら石けんを足しましょう。
すすぎが十分にできていないと、髪に石けんが残り、べたつきの原因になります。洗い残しがないよう、しっかりていねいにすすぎましょう。
石けんシャンプーを使用することで、頭皮と髪を健やかに保ち、髪にハリやコシをあたえます。髪の長さで変わりますが、1ヵ月~半年できしみ感は少なくなります。ただし、パーマや白髪染め、ヘアカラーを行うと再びきしみが強くなります。
市販のリンス(コンディショナー)を使ってもいいの?
石けんシャンプー専用リンス(酸性)は、石けんシャンプーで弱アルカリ性に傾いた髪を中和し、きしみやごわつきの原因である石けんカスを取り除く働きがあります。一方、合成系のリンス(コンディショナー)は、主に髪の毛の表面をコーティングして指通りをよくする働きがあり、石けんシャンプー専用リンスとは作用が全く異なります。
※各メーカー・製品によってリンスやコンディショナーの定義や機能、使い方は異なります。

パーマや白髪染め、ヘアカラーをしている髪にも使える?
