natural&eco ナチュエコ ~人と自然にやさしい暮らし方~あなたの毎日にちょっと役立つ情報をお届け。

石けんで食器を洗うとベタつく?その原因とスッキリ洗う解消法

カテゴリ:キッチン, 健康, 家族・子育て, 掃除,
毎日の食器洗い。手荒れが気になる方も多いのではないでしょうか。ゴム手袋をするにも、付けたり外したりは忙しい家事の合間には面倒ですよね。そんな時は洗浄剤自体を肌にやさしい石けんに変えてみませんか?今回は石けんで食器を洗うメリットと、使い方のコツをご紹介します。
 

無添加石けんで食器を洗うメリット

・手肌にやさしい

・環境にやさしい

・泡切れがよくすすぎがラク

 
食器洗いには、添加物を使わない昔ながらのシンプルな成分の「無添加石けん」を使うのがおすすめです。(成分表示が液体は「純石けん分」、固形は「石ケン素地」と表記されているもの)
 
無添加石けん=汚れ落ちが弱いというイメージがあるかもしれませんが、汚れやニオイもスッキリ落とし、泡切れが良くすすぎもラクにできます。また、成分がやさしく手肌が敏感な方にも使えるので、お子さんにも安心して食器洗いのお手伝いをお願いできます。排水として流れた石けんは、短期間のうちに分解されるので環境にもやさしいという特長があります。
 

ベタつき・ぬるつきの解消法

・スポンジがベタつく

・食器がぬるつく

・泡立ちが少なく感じる

 
石けんで食器を洗うと、様々なメリットがありますが使い方によってはこのようなデメリットも感じる場合もあります。これらの原因は合成洗剤から切り替えた時に食器やスポンジに合成洗剤が残留しているためです。合成洗剤は食器への残留度が高いため、石けん洗浄でそれが落ちていく時にベタつきが出る場合があります。
 
食器への残留度も材質によって異なります。素焼きが最も残留度が高く、次いで金属やプラスチックとなり、残留度が低いのは陶器、ガラスになります。このベタつきは、石けん洗浄を続けていれば無くなります。また、合成洗剤はスポンジにも残留するので、合成洗剤から石けんに切り替える際は、スポンジも新しいものに交換してください。石けん洗浄には、しっかり泡立たせるために目が粗く空気を多く取りこむことができるスポンジがおすすめです。
 
また、石けんの使用量が足りず、汚れが十分落ちていないことも原因の1つです。石けんは水で薄まったり、汚れが落ちたりすることで洗浄効果がなくなるため、汚れの量に対する石けんの使用量が足りず食器に汚れが残留した場合に、ベタつきを感じることがあります。汚れの状態に応じて石けんの量を追加するようにしましょう。
 

洗い方のコツ

1、油汚れがひどい場合は、まず新聞紙や布、スクレイパーで取り除きましょう。食器に残る汚れが少なければ石けんの節約になります。油汚れの少ないものから洗ってください。 2、スポンジに石けんを取りよく泡立ててください。
3、油分の多いものを洗う場合は石けんをつぎ足し、量を調整してしっかり泡立ててください。洗浄時やすすぎ後の油のヌルつきが気になる時は、一度スポンジをきれいに洗って食器を洗い直してください。 4、洗った食器は流水ですすいでください。ためすすぎは汚れや石けんカスが食器に再付着する恐れがあります。すすぎは1枚ずつ丁寧に行なってください。
ページトップへ