実は汚い!? レースカーテンを家庭で洗ってみよう!
カテゴリ:掃除, 洗濯外気に触れやすいレースカーテンは、ホコリなどで汚れやすく、汚れが目立ちやすいもの。さらに、湿度の高い梅雨時期や結露が発生しやすい冬場などはカビが発生しやすく、一度カビが生えるとなかなか落とすことはできません。また、赤ちゃんや小さな子どもはカーテンを触って遊ぶこともあるので、清潔にしておきたいですよね。カーテンを汚れやカビから守るために、数か月に1回はお手入れするのがおすすめです。水洗いできるものなら、家庭でも簡単に洗えますよ♪
- 洗濯表示を確認しよう
- 準備するもの
- レースカーテンの洗い方(洗濯機編)
- レースカーテンの洗い方(手洗い編)
- きれいに仕上がる干し方のコツ
洗濯表示や素材を確認しよう
まずは家庭で洗えるかどうか洗濯表示を確認します。「家庭洗濯」「手洗い」マークがあれば水洗いできます。下記の洗濯表示に「×」が付いている場合は、家庭では洗えないので注意しましょう。
次に「石けん」や「酸素系漂白剤」で洗えるかどうか確認します。素材によって使用不可の場合もあるので、洗濯表示や注意書き、素材などを確認しましょう。
新)洗濯表示例 | 旧)洗濯表示例 | ||
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準備するもの
- 石けん
- クエン酸
- 酸素系漂白剤(汚れがひどい場合)
- バケツなどの洗濯容器(手洗いする場合)
レースカーテンの洗い方(洗濯機編)
①フックを外して丁寧に折りたたむ
レースカーテンのフックを外し、ホコリをはたきます。カーテンをプリーツに沿って縦にじゃばら状に折りたたんだ後、洗濯ネットの大きさに合わせて横にもじゃばら状に折りたたみます。
しわや生地の傷みを防ぐため、丁寧に折りたたんで洗濯ネットに入れましょう。

②洗濯機で洗う
カーテンの洗濯表示と洗濯機の取扱説明書を確認し、最適な洗濯コースを選びます。「石けん」を適量入れ、30℃くらいのぬるま湯で洗います。汚れがひどい場合は「酸素系漂白剤」を併せて使うと効果的です。また、柔軟剤投入口に水に溶かしたクエン酸(小さじ1杯)を入れると、石けんカスの防止になります。
生地が傷むのを防ぐため、弱い水流の洗濯モード(ドライコースや手洗いコースなど)がおすすめです。
汚れがひどく洗濯液が黒くなる場合は、洗濯液を替えて二度洗いします。
酸素系漂白剤を併用する場合は、使用可能かどうか洗濯表示や注意書き、素材を確認しましょう。

③脱水時間は短く
しわを防ぐため、脱水は20~30秒程度にしましょう。
縮みの原因となるので、乾燥機は使用しないでください。
レースカーテンの洗い方(手洗い編)
①フックを外して丁寧に折りたたむ
レースカーテンのフックを外し、ホコリをはたきます。カーテンをプリーツに沿って縦にじゃばら状に折りたたんだ後、バケツ等の洗濯容器の大きさに合わせて横にもじゃばら状に折りたたみます。
②やさしく押し洗い
バケツ等に30℃くらいのぬるま湯を張り、「石けん」を適量入れてやさしく押し洗いします。
シワの原因になるのでもみ洗いは避けましょう。
汚れがひどく洗濯液が黒くなる場合は、洗濯液を替えて二度洗いします。
汚れがひどい場合
「酸素系漂白剤」でつけ置き洗いをすると効果的です。
①酸素系漂白剤が使用可能かどうか洗濯表示や注意書き、素材を確認します。
②バケツ等に30℃くらいのぬるま湯を張り、「酸素系漂白剤」を適量入れて30分程度つけ置きします。
③よくすすぎ、押し絞りでやさしく脱水します。
※荒れ性の方はゴム手袋を着用して洗いましょう。
「酸素系漂白剤」でつけ置き洗いをすると効果的です。
①酸素系漂白剤が使用可能かどうか洗濯表示や注意書き、素材を確認します。
②バケツ等に30℃くらいのぬるま湯を張り、「酸素系漂白剤」を適量入れて30分程度つけ置きします。
③よくすすぎ、押し絞りでやさしく脱水します。
※荒れ性の方はゴム手袋を着用して洗いましょう。
③すすぎは十分に
石けんが残らないよう、よくすすぎます。すすぎの際に水に溶かしたクエン酸(小さじ1杯)を入れると石けんカスの防止になります。
④脱水
手でやさしく押し絞りします。
縮みの原因となるので、乾燥機は使用しないでください。
きれいに仕上がる干し方のコツ
①カーテンレールや網戸、窓ガラスはあらかじめ掃除しておく
洗ったレースカーテンは元のカーテンレールに干すのがおすすめです。しかし、カーテンレールや窓ガラス、網戸が汚れているとせっかく洗ったレースカーテンが汚れてしまう可能性があります。あらかじめ掃除しておきましょう。

②洗濯後はすぐにカーテンレールに干す
脱水が終わったらフックを付け、カーテンレールに干して自然乾燥させます。カーテンレールに干したら全体のシワを伸ばして形を整えましょう。カーテンレールに干すとカーテン自体の重みでしわが伸びやすく、きれいに仕上がります。カーテンを干している間は窓を開けて風通しを良くしておくと乾きが早くなります。湿気がこもらないように扇風機などを活用するのもおすすめです。
また、水滴が滴り落ちる場合は、床にビニールやタオル、新聞紙等を敷いておきましょう。
また、水滴が滴り落ちる場合は、床にビニールやタオル、新聞紙等を敷いておきましょう。

意外と汚れているレースカーテン。定期的にお手入れしてキレイに長持ちさせたいですね♪